16歳でボクシングと出会い、18歳でプロデビューしてから28歳で引退するまでの約10年間、プロボクサーとしてリングに立ち続けてきました。

引退後は一般企業に身を置き、ボクシングで培った情熱と努力を仕事にも注ぎ込み、全力で駆け抜けてきました。
そんなある日、営業を終えて社用車が次々と戻ってくる夕方、同僚の一人がボクシンググローブとミットを持ち出し、軽い気持ちでミット打ちを始めたことがすべてのきっかけでした。
気づけば「楽しい！」「気持ちいい！」と笑顔を見せる同僚たちの姿に、私自身が何よりも心を動かされていきました。
その輪は自然と広がり、気がつけば長蛇の列ができるほどの人気となり、やがて仕事終わりの“部活”のような時間が、会社の日常の一コマになっていったのです。

「青春のすべてをかけてきたボクシングで、人にこんなに喜んでもらえるなんて、本当に嬉しい」そう感じた瞬間に、「そうだ、働く人たちのためのボクシングジムをつくろう」という想いが芽生えました。
それが、BOXING CLUBを立ち上げる原点となりました。

私たちのコンセプトは「楽しい、だから続く」
ボクシングの楽しさを感じられるからこそ、無理なく、そして自然と続けられると考えています。

気がつけば、ジムをオープンしてから20年以上が経ちました。
これまで本当に多くの方々に、ボクシングの楽しさに触れていただく機会に恵まれてきました。
その一人ひとりとの出会いが、私たちにとって大きな励みであり、何よりの支えとなっています。
ここまで続けてこられたのは、皆さまの温かいご支援があってこそです。心より感謝申し上げます。

これからも、ボクシングの魅力をもっと身近に、もっと多くの方に届けるために、スタッフ一同、情熱を持って取り組んでまいります。
今後とも、BOXING CLUBをどうぞよろしくお願い申し上げます。

BOXING CLUB 代表